マテリアライズド

ビジネス英語講座、シンガポール、好きな音楽、読んだ本の感想など

音楽

マックス・リヒターのおすすめアルバム5選:ふだん意識的に音楽を聴かない人にこそ聞いてほしい音楽

前回の記事でアイスランドの作曲家、ヨハン・ヨハンソンのおすすめオリジナル・アルバムを紹介しました。 www.materialized.biz 今回は、ヨハン・ヨハンソン氏と並んで、ネオ(ポスト)・クラシカル音楽業界の二大巨頭とされるマックス・リヒター(Max Richt…

映画『メッセージ』音楽担当のヨハン・ヨハンソンのおすすめオリジナル・アルバム4選

映像美を引き立てる神秘的かつ不穏な音楽 映画『メッセージ』が日本で公開され話題になっております。 ウロボロス的(円環的)なお話好きにはたまらない、映画を観終わった後でいくつか思い出せる限りのシーンを反芻して、そこに隠された意味を考察する楽し…

2017年7月、The XXがシンガポールにやってくる!@SINGAPORE INDOOR STADIUM・・・スタジアム?

The XX 来星決定!(ちょっと前に) 今年1月に発売された新作も素晴らしかった The XX(ザ・エックス・エックス)が7月25日、ここシンガポールにもやってくることを今日知りました! ※その素晴らしい新作についてはこちらを御参照 んで7月かー、いやー、ま…

Burialが突如新作EP『Subtemple』をリリース! ダーク・アンビエント路線まっしぐら

本日、以前本ブログでも紹介した昨年の11月のEP『Young Death/Nightmarket』に続き、短期間で突如新しいEPがリリースされました。 下記NPRのページで聴けます。 www.npr.org 2曲収録(約17分)。A面の"Subtemple" もB面の"Beachfires"も、前作のダークで…

Oren Ambarchi / Hubris (2016):前衛音楽業界の紳士達による騒音的美学

超豪華メンバーが参加 去年買うのを忘れていた一枚。先日日本に一時帰国した際に買いました。 Editions Megoの紹介ページによると、参加メンバーは、 Oren Ambarchi(リーダー) Crys Cole Mark Fell Will Guthrie Arto Lindsay Jim O'Rourke Konrad Sprenge…

映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のミカ・レヴィによるサントラが凄い

J・F・ケネディ大統領の暗殺事件前後を、ナタリー・ポートマン扮するジャクリーン・ケネディ夫人の告白を通して描いた映画『ジャッキー』を観ました。 アカデミー賞候補にもなったナタリー・ポートマン氏の演技が素晴らしかったですが、それよりもなによりも…

Flaming Lipsの新作『Oczy Mlody』感想:アディクティブな会心のポップサイケデリア

4年振り、15枚目のオリジナル・アルバム『オクシィ・ムロディ』 The XXの新譜と同じ日、というかウェイン・コイン氏の誕生日である1月13日に発売されたフレーミング・リップスの新作を買いました。 『Oczy Mlody』という見慣れない単語を用いたタイト…

The XX、待望のサード・アルバム『I See You』レビュー:瑞々しいメロディはそのままに新たな個性を身に付けた

4年半ぶりのニューアルバム『I See You』 ロンドン出身のトリオ、The XX(ザ・エックス・エックス)のニューアルバムを、1月13日の発売日にiTunes Storeで買いました(相変わらずシンガポールではCD買えないので)。 個人的にも、割りと世の中的にも2015年…

ブリアルの新作EP 『Young Death/Nightmarket』レビュー:前作で大きく変化、本作で大きく進化

ブリアル 3年振りのEP『Young Death/Nightmarket』 ブリアル(Burial)が昨年末にリリースした新曲2曲収録の12インチEPを買いました。と言ってもいま手元にターンテーブルがないので、iTunes Music Storeにてダウンロード版を購入。過去2作のEPは2~3曲…

ニューヨークのパーカッション奏者 Eli Keszler氏の初来日決定!・・・・・

先日発売されたニューアルバム『Last Signs of Speed』も素晴らしかった、ニューヨークの現代アーティスト(パーカッショニスト兼画家)、Eli Keszler氏(発音はイーライ・ケスラー?)が、遂に初来日するとのニュースを発見。「よっしゃ、今度これに合わせ…

Thomas Brinkmann / A 1000 KEYS :ラディカル&ミステリアスな実験音楽

演奏家が自分の音楽から情緒的な要素を徹底的に削ぎ落としたとしても、録音された音楽の聴き手の脳はどこまでいっても過去に経験した、もしくは描いたイメージを記憶の奥底から持ち出してきて、音から受ける印象に重ね合わせることで不可解な音をイメージに…

ATCQ最後のアルバム『We Got It From Here... Thank You 4 Your Service』が最高

A Tribe Called Quest、18年ぶりの最新アルバムにして、最後のアルバムは、最高でした。another Classicの誕生に小躍りしながら、繰り返し聴いております。 買ってください。 We Got It From Here… Thank You 4 Your Service アーティスト: A TRIBE CALLED Q…

シンガポールのレコード/CD屋めぐり(4):CD Rama @ Popular @ Central (ATCQの新譜をシンガポールで普通に買えず泣く)

A Tribe Called Questの新作CDが欲しいのに、シンガポールで売ってるとこ見つけられません。ありえん。なんとなく扱ってそうな気がした『That CD Shop』に電話しても店員はATCQさえ知らんし、やっぱり入荷なし。アマゾンで買って個人輸入もできるが、やっぱ…

シンガポールのレコード/CD屋めぐり(3):Curated Records

シンガポールのレコード屋めぐり。 今回行ったのはここ。「Curated Records」という店名と店構えに少し期待しながら。 入って60秒で引き返そうと思いましたが、店員の視線が辛いので、3分ほど興味あるふりをしてレコードを探り、なにも買わずに引き返しま…

シンガポールのレコード/CD屋めぐり(2):ROXY DISC HOUSE (Adelphi)

新品レコードとCDを扱う店 マリーナ・ベイのTHAT CD SHOPがあまりにもしょぼかったので、市内(City)に買い物に行ったついでに、Google Mapで検索して見つけたレコード屋に行きました。 Roxy Disc House (Adelphi) 住所:1 Coleman St, Singapore 179803 …

ヨハン・ヨハンソン(Johann Johannsson)の新作『Orphee』 がnprでフル試聴可能

ヨハン・ヨハンソン(Johann Johannsson)のドイツ・グラモフォン(!)からの新作『Orphee』がnprで全曲試聴できるようになってて眠れない。レーベルといい、「オルフェ=オルフェウス」というタイトルといい、ジャケットといい、スペシャル感が凄い。9月16…

Piano Cloud Series / Volume One購入:20人のピアニストによる、静かな、でもたしかに場の空気を変える力を持つソロ・ピアノ小品集

先日一時帰国した際の、日本の7月の空気が、私の記憶の中で、この旋律たちとともに海と夜を越えて匂い立つ。 なんて聴きながらさっきアマゾンでCD紹介を読んでたら、12曲目を演奏しているHior Chronikというアテネ生まれのピアニストは、シンガポールと東京…

Logan Richardson 『SHIFT』:リーダー3作目が期待以上の素晴らしさ

ニューヨークにいたけど現在パリ在住、1980年生まれのアルト・サックス奏者、ローガン・リチャードソン(Logan Richardson)の『SHIFT』を購入。 Logan Richardson (alto saxophone) Pat Metheny (guitars) Jason Moran (piano & fender rhodes) Harish Ragh…

Lemar 『The Letter』買った

Lemarの新作が日本でも2/10に発売されました。 新しさはなくとも、往年のソウルやオリジナル曲をメロウな声で、実に丁寧に歌い上げていく姿には好感しか浮かばない。ジャケも素晴らしい。ただ、日本盤のボーナストラック(タイトル曲のリミックス3曲)はど…

Gwilym Simcock & Yuri Goloubevのデュオ『Reverie at Schloss Elmau』が素晴らしい

ウェールズ出身の若手ピアニスト、Gwilym Simcock(何て読むかわからん)と、ロシア出身のベーシスト、Yuri Goloubev(ユーリ・ゴルベフ)のデュオ作品『Reverie at Schloss Elmau』が実に素晴らしい。まだ3回しか聴いてないけど多分傑作。 Product Informa…

カルナティック音楽フェスでGanesh Kumaresh(Violin)のトリオ鑑賞

インド・チェンナイでは毎年12月、カルナティック・ミュージック・フェスティヴァル(Chennaiyil Thiruvaiyaru)が開かれます。今年もチェンナイ出張に合わせ、Ganesh Kumareshというヴァイオリン奏者が中心のトリオのライブを観に行ったのですが、前日3時…

Oren Ambarchi & Eli Keszler 『Alps』 購入

遂に来た、エリ・ケスラーとオーレン・アンバーチのデュオ。500枚限定のアナログのみ。 最高でした。アンバーチ氏による適度に暴虐無人なギターに、ケスラー氏によるクリスピーなパーカッションが絡み付き、危ういバランスで意味なくほうkじょうしsてえ灰…

Aloe Blacc 『Lift Your Spirit』買った

最近、飛行機の中では映画を見ずに、ひたすらNew arrivalな音楽を漁り続けるのを趣味としているが、この度発見したるAloe Blacc(アロー・ブラック)の新譜(と言っても今年の3月発売)に収録の『Wake Me Up』において、またもや機内で泣くという失態をしで…

カルナティック音楽のレコード入手:Madurai Mani Iyerがとりあえずヤバイ

カルナティック音楽の中古レコードをおみやげでいただいた。先ほどから時差ボケで眠れないのでまったり聴いているのだが、中でもMadurai Mani Iyer(マドゥライ・マニ・アイヤール?)がヤバイ(下の動画参照)。こういう音楽を酒もタバコもなしに楽しむイン…

ビル・オーカット "A History of Every One"が猛烈に素晴らしい

ビル・オーカット(Bill Orcutt)、初めて買った。アルバムの内容はMEGOのサイトに書いてあるからおいといて、基本ものすごくブルージーながら、デレク・ベイリーを連想せずにおれんギター1本の即興演奏がこれまさに全身全霊、ギターと一体化しているかのよ…

秋の夜長にいかがでしょうか: ウィリアム・バシンスキー "Nocturnes"

ウィリアム・バシンスキー(William Basinski)、4年ぶりの新作『Nocturnes』。 1) "Nocturnes" (41:33) 2) "The Trail of Tears" (28:03) 2曲収録。1)は、いつものメランコリックな雰囲気は皆無で、20年以上前のプリペアド・ピアノの音が細切れになって亡…

インドで買ったCD#3:ヴィーナ奏者エマーニ・シャンカラ・シャーストリの『Geethartham』

なんか結構有名らしいヴィーナ奏者、エマーニ・シャンカラ・シャストリ(Emani Shankara Sastry)のアルバム『Geethartham』がこれまた凄かった。インド音楽の残念なCDにありがちな中途半端に導入された欧州ポピュラー音楽的要素は皆無、且つ、いわゆるイン…

インドで買ったCD#2: ヌスラト・ファテー・アリ・ハーン『Shahen-shah』が素晴らしい

インドのCD屋でジャケ買い枠で間違って購入したパキスタン出身のカッワーリー(イスラム歌謡)シンガー、ヌスラト・ファテー・アリ・ハーンが実に素晴らしい。ポコポコ反復するダンサブルなリズムに乗って伸びやかに舞い上がり、旋回、滑空してはまた上昇…

インドで買ったCD:T.R.Mahalingam(バンブーフルート)が凄かった(そして激安)

インド某店でCDを5枚ほど購入。訳あってヨガ系のCDやら、シタールやヴィーナによるリラクゼーション系を購入する破目になり、それらは予想通り途中からクソださい打ち込みで盛り上げるエセ雰囲気音楽であったものの、適当に手に取ったT.R. Mahalingam(マ…

Joshua Redman 『Walking Shadows』購入

ダフトパンクの新作を買いに行ったはずが、試聴機で聴いたジョシュア・レッドマンの本作に30秒で持って行かれ、お金を払って持って帰りました。スタンダードから、ジョン・メイヤーやらブロンド・レッドヘッドに、ビートルズ、バッハ等々バラエティに富んだ…

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