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秋の夜長にいかがでしょうか: ウィリアム・バシンスキー "Nocturnes"

ウィリアム・バシンスキー(William Basinski)、4年ぶりの新作『Nocturnes』。

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1) "Nocturnes" (41:33)

2) "The Trail of Tears" (28:03)

2曲収録。1)は、いつものメランコリックな雰囲気は皆無で、20年以上前のプリペアド・ピアノの音が細切れになって亡霊のように漂う。暗いけれども不思議な透明感。2)は、憂鬱な旋律のループがいつの間にか反響に飲み込まれて完全に消えたと思ったら、またぞろ不吉なループが現れて結局そのままフェイドアウトするやや構築的な曲。

秋の夜長、月もしくは明かりを消した部屋の天井というかその中間の暗闇でも見上げながら、バシンスキー氏も言う「永遠の現在」体験に思いを馳せるには最適な一枚となっております。

Nocturnes

Nocturnes

 

 

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