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私の2014年 アルバム Best 5

今年の個人的アルバム Best 5は以下の通り。

 【5位】 Oren Ambarchi / Quixotism

何度聴いても飽きないスルメ盤。ハードボイルドなミニマルテクノと思わせて、ピアノやビオラや、遂にはタブラまで飛び出す不思議で不穏で小粋な楽曲集。多彩な人脈とのコラボをまとめたアルバムながら、全曲アンバーチ氏のソロ作品としての統一性も確保する職人芸に脱帽。印象的なジャケット・アートワークは、Sunn O)))のステファン・オマリー氏によるもの。

Quixotism

 【4位】 Shinichi Atobe / Butterfly Effect

Aphex Twinの新作を買おうとしたら、なぜかこっちを買っていた。ミニマルダブ? ミニマルハウス? こういう系列は結構すぐ飽きる感じなんですが、この作品は即物的なビートと感傷的なメロディの配分が絶妙、且つ、なめらかな音とざらざらした音のセレクト、ブレンド具合も実に心地良く、そして時に殺伐として、そっけない。日頃のよしなしごとを忘れられる、悩殺ビートと無慈悲な反復般若波羅蜜多心経。CDは1,000枚限定ぽいので急ぐべし。

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【3位】 Eli Keszler & Oren Ambarchi / Alps 

以前の記事でも紹介した傑作。炸裂する銀色の雑音に溺れて。

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【2位】 Stefano Bollani / Joy in Spite of Everything 

大晦日滑り込み。マーク・ターナー氏とビル・フリゼール氏参加とか、もうあかんやん。名盤間違いないですやん。という感じで聴いたらやっぱり名盤。ピアノ、サックス、ギターの音色自体が、個人的というか全人的に理想的で、更に、なんかECMっぽくないような前向きな明るさもあって、心湧き、骨震え、肉踊り、シナプス燃える、至高のジャズ。それにしてもマーク・ターナーのテナーの音色はなんなんでしょうかこれ。堪りません。

Joy in Spite of..

 【1位】 Fennesz / Becs

フェネス 6年ぶりの新作。思い出の『Endless Summer』は今聴いてもあんま感じるものはないので、発売当初はスルーしてましたが、やっぱり気になって購入。したら、多数のフォロワーを生んだオリジネイターの本気度/格の違いを見せ付ける、鬼気迫るような哀愁ノイズの大伽藍に恐れ入った次第。故郷のような音楽、ゆえに1位。

Becs

 以上。

良いお年を。

 

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