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いい感じのビジネス英語(25):「確認する/確認しておきます」の意味でおぼえておくべき英単語5つ

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最近「対応する/英語」の検索で本ブログに来てもらえる方が増えてきたのを見て、そういえば、「対応する」「検討する」と同じくらい日本人ビジネスマンがよく使う言葉「確認する」を取り上げていないことに気づきました。

というわけで今回は、「確認する」のニュアンス別表現を、いくつか紹介します。

1.日本人がやたらと使う「confirm」について

まず初めに申し上げたいのは(*1)、英語初級の日本人ビジネスマンは、なんでもかんでも「confirm」を使いすぎということです。

これも受験英語の弊害でしょうか。「confirm=確認」で憶えているので、confirmを使うと意味がおかしくなるような会話シチュエーションでも、ついつい使ってしまいます。

Confirmは、その語源からそれとなく分かる通り、なにか固いもの=しっかりしたもの=すでにある事実をあとから追認するような意味合いを含む「確認」です。

We would be grateful if you could confirm upon safe receipt of the remittance.
【直訳】わたしたちは感謝します。もしあなたが送金の安全な受取時に確認していただると。
【意訳】入金確認後にご連絡いただけますと幸いです。

※日本語の「確認後」は、「after confirmation」と言ってしまいがちですが、「upon confirmation」(確認時/確認してから)の方がスマートです。

Request you to confirm at the earliest if the above arrangement is acceptable at your end.
【直訳】もし上記の手配があなた側で受け入れ可能なら、最速で確認することをあなたに要求します。
【意訳】上のアレンジでOKなら早めに連絡ください。

※ここでの「confirm」は、OKかどうかを確認するということ=つまりその確認はメールへの返信という形を取るので、意訳では「連絡くれ」としました。

※「貴社側」=「at your end」、「弊社側」=「at our end

※日本では「大至急」とか件名に書かれたメールを受け取ると、知らんがな、とムカつきますが、英語メールでは結構「at the earliest」とかよく見ます。同じくムカつくときありますが。「at your soonest opportunity」などと婉曲的に書くと、ちょっと遠慮した感がありますが、やはり至急と書いてるのと同じです。

いまではなくなりましたが、昔は海外の航空会社の予約は、電話でリコンファーム(ちゃんと乗りますよという再確認)をしないといけませんでした。

そういう意味合いの、「念のため間違いがないか確認する」という場合の「確認」も「confirm」を使います。

 

2.「確認する」は「check」でほぼOK

誰かと打合せしたときに、訊かれたことがすぐにわからなかったので、「あとで資料確認しときます」と言うときの「確認」には「check」を使います。

これがほぼ万能です。ちょっと単語的に「confirm」よりも軽めに感じるかもしれませんが、問題ありません。

日本人が仕事中に「確認します」という場合の「確認」はだいたいの場合「check」で事足ります。

confirm」と「check」は両方とも基本的な単語ですが、この2つを文脈に応じて瞬時に使い分けることが、英会話中級者への第一歩かと思います。

I will check with our engineering team.
設計部に確認しておきます。

ちなみに、日本語で電話したとき、最初に「ちょっとお聞きしたいんですが~」というよく使う表現は、英語では「check with you」と言います。

I just want to check with you.

ちょっと聞きたいんやけど~
I have a few things to check with you.

すこしお聞きしたいことがあるのですが~

なお、「double-check」で「再確認=ちゃんと確認して」という意味になり、「cross-check」になると、「多方面から確認する=入念に確認せよ」というような意味になります。両方とも動詞です。

3.自然に使えるとそれっぽい「確認する」

英語中級者以上になると、明らかに使用頻度の上がる「確認する」は「verify」です。

verify」は「(何かが正しいことをそれと)確認する」というような意味です。

よって、「これで合っているか確認する」というような局面でとてもよく使います。

We would like you to verify the registration number of the compnay.
会社の登記番号(が正しいかどうか)を確認してください。

Please verify the quantity we received.
受け取った数量が正しいことを確認してください。

verify」は「confirm」並によく使われますが、日本人の英語にはあまり出てこないので、これが自然と使えるようになるといい感じです。

ちなみに名詞形の「verification」は「正しいことの確認・検証」という意味で、以下のようによく使われます。

ID verification is required.
身分証の確認が必要です。

4.identifyを使えるようになると更に通っぽい

誰もが知ってるアイデンティティ(identity)の動詞形「identify」は、いろんな意味がありますが、その中に「(いろいろある中からあるものがあることを)確認する」的な意味を含みます。

「なにか必要な情報を探し出してそれがそうと確認する」的な意味合い。

We have to identify the direct cause of the pump malfunction.
ポンプ故障の直接原因を確認しないといけない。

この文例の「確認」は「見つけ出す」というような意味ですが、単に見つける「find out」ではなく、「identify」を使うことで分析的に探してこれがそうだと確認するというようなニュアンスが加わります(多分)。

あんまり難しいことを考えなくても、「見つける」的なニュアンスの「確認」に、積極的に「identify」を使っていけるとそれだけでもう英会話中級者以上といえます。

Our intention to visit the exhibition is to identify a technology provider for our project.
展示会に参加する目的は、我々のプロジェクトのためのテクノロジー・プロバイダーを見つけるためだ。

 

5.わからないことをはっきりさせたい(確認したい)場合

clarify」という単語は、「はっきりさせる」「わかりやすく説明する」というような意味がありますが、これも「確認する」に使えます。

Let me clarify with my boss.

ちょっと上司に確認させて。

I would like to clarify tomorrow.

明日確認させてください。

なお、「clarify」は「clarification」という名詞形でも非常によく使われます。

質問といえば「question」ですが、ビジネスでよく交わされる質疑応答書みたいな書類は、「clarifications」とか「clarification sheet」と呼ばれます。

以上。

「確認する」で憶えておいて、使い分けたい英単語5つでした。

ほかにも、「affirm」とか「ascertain」とかもありますが、日常のビジネス会話ではほとんど出てこないので、まずは上記の「確認する」を使い分けていけば十分で、私も「ascertain」みたいなかっこつけた単語は使いません

これで日本人ビジネスマンがよく使う3大フレーズ「確認する」「検討する」「対応する」が揃いました。

*1:「なによりもまず」の「First of all」という表現、アメリカ人はやたらと使います。英語もろくにできない状態でアメリカの大学に入った私は、いろんな先生が授業で言いまくる「フォースタボー」が「first of all」と気づくのに3ヶ月はかかったと思います。あと「ピーシーケー」が「piece of cake」とか。どうでもいいですけど。

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