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音楽、本、時計などの感想・レビュー

映画『メッセージ』音楽担当のヨハン・ヨハンソンのおすすめオリジナル・アルバム4選

映像美を引き立てる神秘的かつ不穏な音楽 映画『メッセージ』が日本で公開され話題になっております。 ウロボロス的(円環的)なお話好きにはたまらない、映画を観終わった後でいくつか思い出せる限りのシーンを反芻して、そこに隠された意味を考察する楽し…

Burialが突如新作EP『Subtemple』をリリース! ダーク・アンビエント路線まっしぐら

本日、以前本ブログでも紹介した昨年の11月のEP『Young Death/Nightmarket』に続き、短期間で突如新しいEPがリリースされました。 下記NPRのページで聴けます。 www.npr.org 2曲収録(約17分)。A面の"Subtemple" もB面の"Beachfires"も、前作のダークで…

Oren Ambarchi / Hubris (2016):前衛音楽業界の紳士達による騒音的美学

超豪華メンバーが参加 去年買うのを忘れていた一枚。先日日本に一時帰国した際に買いました。 Editions Megoの紹介ページによると、参加メンバーは、 Oren Ambarchi(リーダー) Crys Cole Mark Fell Will Guthrie Arto Lindsay Jim O'Rourke Konrad Sprenge…

映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』のミカ・レヴィによるサントラが凄い

J・F・ケネディ大統領の暗殺事件前後を、ナタリー・ポートマン扮するジャクリーン・ケネディ夫人の告白を通して描いた映画『ジャッキー』を観ました。 アカデミー賞候補にもなったナタリー・ポートマン氏の演技が素晴らしかったですが、それよりもなによりも…

Flaming Lipsの新作『Oczy Mlody』感想:アディクティブな会心のポップサイケデリア

4年振り、15枚目のオリジナル・アルバム『オクシィ・ムロディ』 The XXの新譜と同じ日、というかウェイン・コイン氏の誕生日である1月13日に発売されたフレーミング・リップスの新作を買いました。 『Oczy Mlody』という見慣れない単語を用いたタイト…

The XX、待望のサード・アルバム『I See You』レビュー:瑞々しいメロディはそのままに新たな個性を身に付けた

4年半ぶりのニューアルバム『I See You』 ロンドン出身のトリオ、The XX(ザ・エックス・エックス)のニューアルバムを、1月13日の発売日にiTunes Storeで買いました(相変わらずシンガポールではCD買えないので)。 個人的にも、割りと世の中的にも2015年…

ブリアルの新作EP 『Young Death/Nightmarket』レビュー:前作で大きく変化、本作で大きく進化

ブリアル 3年振りのEP『Young Death/Nightmarket』 ブリアル(Burial)が昨年末にリリースした新曲2曲収録の12インチEPを買いました。と言ってもいま手元にターンテーブルがないので、iTunes Music Storeにてダウンロード版を購入。過去2作のEPは2~3曲…

ドライアイロンのススメ:ワイシャツを毎週自分でアイロン掛けしないといけない男性は迷わず買うべき

旦那がアイロンを掛ける家庭は多いはず 私事で恐縮ながら、私は日本の家にいる時は毎週、ワイシャツを自分で洗濯し、月曜から着ていく為に、遅くとも 日曜の夜までにはアイロンをかけないといけない境遇におります。 これは遡ること6年前、妻がアイロン掛け…

ニューヨークのパーカッション奏者 Eli Keszler氏の初来日決定! 新アルバム『Last Signs of Speed』も凄い

先日発売されたニューアルバム『Last Signs of Speed』も素晴らしかった、ニューヨークの現代アーティスト(パーカッショニスト兼画家)、Eli Keszler氏(発音はイーライ・ケスラー?)が、遂に初来日するとのニュースを発見。「よっしゃ、今度これに合わせ…

Thomas Brinkmann / A 1000 KEYS :ラディカル&ミステリアスな実験音楽

演奏家が自分の音楽から情緒的な要素を徹底的に削ぎ落としたとしても、録音された音楽の聴き手の脳はどこまでいっても過去に経験した、もしくは描いたイメージを記憶の奥底から持ち出してきて、音から受ける印象に重ね合わせることで不可解な音をイメージに…

ATCQ最後のアルバム『We Got It From Here... Thank You 4 Your Service』が最高

A Tribe Called Quest、18年ぶりの最新アルバムにして、最後のアルバムは、最高でした。another Classicの誕生に小躍りしながら、繰り返し聴いております。 買ってください。 We Got It From Here… Thank You 4 Your Service アーティスト: A TRIBE CALLED Q…

アーバン ココ(Urban CoCo)の1,000円スリッパがリピートしたくなる心地よさ

100円か300円のスリッパを履きつぶしてきた日々 よく靴には金をかけるべきと言いますが、家の中で履くスリッパやったら別に安モンでええやないかという向きが大多数かと思います。 そういう私も、スリッパは100円か300円ショップのものばかり使っていました…

ヨハン・ヨハンソン(Johann Johannsson)の新作『Orphee』 がnprでフル試聴可能

ヨハン・ヨハンソン(Johann Johannsson)のドイツ・グラモフォン(!)からの新作『Orphee』がnprで全曲試聴できるようになってて眠れない。レーベルといい、「オルフェ=オルフェウス」というタイトルといい、ジャケットといい、スペシャル感が凄い。9月16…

シンガポールでマイナー映画を観るならGolden Mile Towerの『ザ・プロジェクター』(ウディ・アレンの新作観てきた)

シンガポールでマイナー映画が見られる場所 シンガポールには映画館はいっぱいあれど、マイナー映画やるようなミニシアターはないもんかと探していたらこんなんがありました。 The Projector タイ人街として有名なGolden Mile Complexの隣の隣(?)のGolden…

Piano Cloud Series / Volume One購入:20人のピアニストによる、静かな、でもたしかに場の空気を変える力を持つソロ・ピアノ小品集

先日一時帰国した際の、日本の7月の空気が、私の記憶の中で、この旋律たちとともに海と夜を越えて匂い立つ。 なんて聴きながらさっきアマゾンでCD紹介を読んでたら、12曲目を演奏しているHior Chronikというアテネ生まれのピアニストは、シンガポールと東京…

シンガポールの秋葉原 SIM LIM SQUAREでの買い物。Xiaomi(シャオミ)Redmi 3Sを購入

シンガポールの秋葉原 SIM LIM SQUARE(森林スクエア)での買い物 携帯電話がもう一台必要になったので、シンガポールの秋葉原と言われるSHIM LIM SQUARE(シムリム[森林]スクエア)へ。タクシーの運転手は誰でも知っています。車で行っても駐車場はちゃん…

シンガポールでもシン・ゴジラ公開。しかし観客の反応はいまいち。私もがっかり。

シンガポールでも今月25日、シン・ゴジラが公開されました。日本でやたらと盛り上がっているので早速観に行きました。 サンテック・シティのGolden Villageはかなり都会エリアのメジャーな映画館のはずなのですが、観客の入りは4割くらいでした(2週間前…

Logan Richardson 『SHIFT』:リーダー3作目が期待以上の素晴らしさ

ニューヨークにいたけど現在パリ在住、1980年生まれのアルト・サックス奏者、ローガン・リチャードソン(Logan Richardson)の『SHIFT』を購入。 Logan Richardson (alto saxophone) Pat Metheny (guitars) Jason Moran (piano & fender rhodes) Harish Ragh…

Lemar 『The Letter』買った

Lemarの新作が日本でも2/10に発売されました。 新しさはなくとも、往年のソウルやオリジナル曲をメロウな声で、実に丁寧に歌い上げていく姿には好感しか浮かばない。ジャケも素晴らしい。ただ、日本盤のボーナストラック(タイトル曲のリミックス3曲)はど…

岡田よしたか/さく 『ちくわのわーさん』&町田康 著 『付喪神』読了

『ちくわのわーさん』を読んだ。『うどんのうーやん』との特筆すべき違いは、うどんよりもちくわのサイズがかなり大きく描写されていることである。 多分全長5~6mはありそうなちくわ。そんな風にちくわを巨大化したかった作者の気持ちは、例えば以下のペ…

コットンキャンディメーカー『わたがし名人』が楽しい。とくに飴玉で作るといい感じ

わたがし製造マシン『わたがし名人』でわたがしを作ってみた。 「ふわふわ」ではなく「ふあふあ」というあたりに拘りを感じるパッケージング。 組み立て後。中央の黒い回転盤の下に電熱ヒーターがある。 マシンをセッティングする際に気をつけたいのは、ピン…

Gwilym Simcock & Yuri Goloubevのデュオ『Reverie at Schloss Elmau』が素晴らしい

ウェールズ出身の若手ピアニスト、Gwilym Simcock(何て読むかわからん)と、ロシア出身のベーシスト、Yuri Goloubev(ユーリ・ゴルベフ)のデュオ作品『Reverie at Schloss Elmau』が実に素晴らしい。まだ3回しか聴いてないけど多分傑作。 両者ともクラシ…

ゴーン・ガール観た。おもろかった。既婚者必見の内容。

映画『ゴーン・ガール』が、とてもおもろかった。 意外な展開が連続する様は両作品に共通ながら、意外性の質が全く逆のベクトルを向いていた。 後者の意外性が人間の想像力を最大限に引き出そうとしつつも映像になった時点で逆にその限界を露呈してしまい、…

Oren Ambarchi & Eli Keszler 『Alps』 購入

遂に来た、エリ・ケスラーとオーレン・アンバーチのデュオ。500枚限定のアナログのみ。 最高でした。アンバーチ氏による適度に暴虐無人なギターに、ケスラー氏によるクリスピーなパーカッションが絡み付き、危ういバランスで意味なくほうkじょうしsてえ灰…

Aloe Blacc 『Lift Your Spirit』買った:ハッピー、ホッピー、モダン焼きー

最近、飛行機の中では映画を見ずに、ひたすらNew arrivalな音楽を漁り続けるのを趣味としているが、この度発見したるAloe Blacc(アロー・ブラック)の新譜(と言っても今年の3月発売)に収録の『Wake Me Up』において、またもや機内で泣くという失態をしで…

カルナティック音楽のレコード入手:Madurai Mani Iyerがとりあえずヤバイ

カルナティック音楽の中古レコードをおみやげでいただいた。先ほどから時差ボケで眠れないのでまったり聴いているのだが、中でもMadurai Mani Iyer(マドゥライ・マニ・アイヤール?)がヤバイ(下の動画参照)。 こういう音楽を酒もタバコもなしに楽しむイ…

シンガポールの空港で『iPad Air』(16GB Wi-Fi+Cellular)衝動買いしたった

シンガポールのチャンギ空港内の免税店でiPad Air(16GB Wi-Fi+SIMフリー)を衝動買いしてしもた。これでプリペイドSIM買えば世界の大体の場所で、ぬるぬるぴかぴかの環境が手に入るかと思うと嬉しいものの、妻への言い訳を考えていたら開封できなくなってき…

ビル・オーカット "A History of Every One"が猛烈に素晴らしい

ビル・オーカット(Bill Orcutt)、初めて買った。アルバムの内容はMEGOのサイトに書いてあるからおいといて、基本ものすごくブルージーながら、デレク・ベイリーを連想せずにおれんギター1本の即興演奏がこれまさに全身全霊、ギターと一体化しているかのよ…

秋の夜長にいかがでしょうか: ウィリアム・バシンスキー "Nocturnes"

ウィリアム・バシンスキー(William Basinski)、4年ぶりの新作『Nocturnes』。 1) "Nocturnes" (41:33) 2) "The Trail of Tears" (28:03) 2曲収録。1)は、いつものメランコリックな雰囲気は皆無で、20年以上前のプリペアド・ピアノの音が細切れになって亡…

インドで買ったCD#3:ヴィーナ奏者エマーニ・シャンカラ・シャーストリの『Geethartham』

なんか結構有名らしいヴィーナ奏者、エマーニ・シャンカラ・シャストリ(Emani Shankara Sastry)のアルバム『Geethartham』がこれまた凄かった。 インド音楽の残念なCDにありがちな中途半端に導入された欧州ポピュラー音楽的要素は皆無、且つ、いわゆるイン…

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