家族で新年の茶会を催した

昨年末、妻へのクリスマス・プレゼントとして、女性陶芸作家の福本双紅（ふくもと・ふく）氏の茶碗『月の霜』を購入した。大阪伊勢丹で開催されていた現代陶芸展で一目惚れしたもので、薄くて軽くて、薄氷のように繊細な趣き。福本氏は陶器によるインスタレーション作品（展覧会の様子）も手がける陶芸家の枠を超えたアーティストであるようで、購入した『月の霜』は女性が使う茶器としてはちょっと大きいようだが（底が深いので回し飲みする際に拭くのが難しいらしい）、我が家の第五番目のアート作品と相成った。