ジョー・ロヴァーノ、初めて買ったけど、これは大当たりであった。
1曲のみエリントンで後の10曲はすべてオリジナル。2013年1月発売でBlue Noteから23作目の新作とのこと。
Joe Lavano (ts, ss)
James Weidman (p)
Peter Slavov (b)
Esperanza Spalding (b)
Otis Brown III (ds)
Francisco Mela (ds)
スペシャル・ゲスト:Lionel Loueke (g)
適度にバップで適度にフリーで、春の陽光と花の芳香に浮かれて酔って舞う蝶とその軌跡のように、心安からぬほど気分を落ち着かせてくれる至福の軽さを纏いつつも、各メンバーの力量と経験が滲み出て地味に濃厚な現代ジャズ。スルメ盤になりそう。