ビル・オーカット(Bill Orcutt)、初めて買った。アルバムの内容はMEGOのサイトに書いてあるからおいといて、一聴するとものすごくアメリカーナでブルージーながら、デレク・ベイリーを連想せずにおれんギター1本による即興を交えた古い曲に対する脱構築的アプローチをこれまさに全身全霊、ギターと一体化しているかのようなルナティックな風情で手癖満載に弦をひたすらかき鳴らして展開していく様に心底感動した。
- Solidarity Forever
- When You Wish Upon A Star
- Black Betty
- Ten Thousand Men of Harvard
- Spanish Is The Loving Tongue
- White Christmas
- Zip A Dee Doo Dah
- Black Snake Moan
- Ballad of Davy Crockett
- Onward Christian Soldiers
- Bring Me My Shotgun
- Massa's in the Cold Cold Ground
ジャケもタイトルも最高である。演奏家の痙攣が時空を超えて聴き手の神経をも痙攣させる強度を持った変態による変態の為の音楽。超オススメ。