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いい感じのビジネス英語(4):それっぽく英語を話すには「レベル2」以上の単語を意識的に使う

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単語は結構憶えているのにしゃべれない

英語を話すのがうまい日本人と、あまりうまくない日本人の違いは何か、と考えると、発音の仕方は最も大きな違いですが、会話中に出てくる単語数の違いも大きな違いかと思われます。

うまい人は、途切れることなく、すらすら色んな単語を駆使してしゃべります。

しかし、多くの日本人は、中学、高校、更には大学受験等で英単語をたくさん憶えたはずで、そうした人にはある程度の単語力は備わっています。それこそ英語ぺらぺらのアメリカ人小学1年生よりも多くの単語を知っているはず。多分。知らんけど。

にもかかわらず、実際にビジネスの現場で外国人を目の前にすると、口から出てくるのは実に基本的な中学英語レベルの単語ばかりになる人が多いです。かく言う私もそうで、メールだとある程度いろんな単語を使う人も、しゃべるとなると、急に使われる単語が激減します。

単語は知っているはずなのに、いざ外国人の前に立つと、言葉に詰まってうまく話せないのはおそらく、中学にもなって憶え始めた英単語が、ニューラルネットワークにおいて日本語ほど整理整頓されて保存されておらず、ビジネス会話ではついつい、そうしたニューロンの表層にあるような単純な単語、言い換えれば最初の方に憶えた単語ばかりが口をついて出てしまうということのように思われます。多分。知らんけど。

よく使う単語の類義語をレベル分けする

それではどのようにしたら、ビジネス会話において、少しでもうまく英語を話せるようになるか、ですが、そのための第一歩として、単語を例えば下表のように「レベル1」と「レベル2」に分けて、意識的にレベル2の単語を使うように心がけることを提案します。

これらレベル2の単語を使って話すと、あら不思議、あっという間に英語がそれっぽくなります。色んな単語で、自分なりにレベル2以上の単語を調べて、これを続けると、いつの間にか上達するような気がすること請け合いです。

▽レベル分けの例
意味レベル1レベル2
入手する get obtain, receive
渡す give provide
買う buy purchase
作る make create
説明する explain describe
知っている know be familiar with
見つける find identify, locate, find out
決める decide fix, determine
送る、派遣する send ship, dispatch
着く arrive reach
期する expect envisage
提案する suggest propose, offer
具体的な concrete specific
すぐに soon shortly
高い expensive costly
大きい big significant, huge
了解した understood noted
見積 estimation quotation
やる do organize
やったる win overcome

上の表は、ぱっと(20分くらいかけて)思いついた、ビジネス会話において便利な単語例です。

レベル2の単語は、とくに難しい単語でもなくて、実はちゃんといつか憶えた単語が多いはずです(大学レベル?)。それがなぜか会話になると出てこない。

つまり、ここで強調しておきたいのは、意味がどうのというより、意識的にこれらレベル2の単語を使うとそれっぽくなる、ということです。

  • They will make create a document. (彼らは書類をつくる)
  • We need to find identify our partner. (パートナーを見つける必要がある)
  • I arrived in reached Osaka safely. (無事大阪に着いた)
  • The difference is big significant. (違いはでかい)
  • Will do organize. (やっときます)

いかがでしょうか。なんかそれっぽくなりました。

これをレベル3、レベル4、レベル5と、どんどん渋い単語を憶えて、駆使することができれば、それはもうほぼ完全に英語が話せているということになると思います。

 

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