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いい感じのビジネス英語(10):学校では教えてくれない「単位」の言い方

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日本人が意外と知らない単位の言い方

今回はシンプルに単位の話。

英語を仕事で使い初めたばかりの日本人の多くは、よく使う「長さ」や「重さ」の単位を、まじめに習った通りに発音してしまい、通じにくいことがよくあります。

アジアの国々では、中国系、マレー系、インド系から、フィリピン人やミャンマー人等、いろいろな人たちがごちゃまぜになって、みんながものすごく色んな方向に「訛った」英語を話します。

このような環境では、すこしでも効率良く意思疎通できるようにするためかはわかりませんが、単位については、大体みんな以下のように発音します。これはなぜか日本の学校では教えてくれない為、意外と知らない人が多いので、おぼえておくと会話がよりスムーズになると思います。

mm

初心者の読み方:ミリメーター("メェタァ"がまず通じない)

いい感じの読み方:エムエム

cm

初心者の読み方:センチメーター(センティミター)

いい感じの読み方:シーエム

m

初心者の読み方:メーター

いい感じの読み方:ミータァ(明らかな場合は"エム"とも言います)

kg

初心者の読み方:キログラム

いい感じの読み方:ケイジー

mg

初心者の読み方:ミリグラム

いい感じの読み方:エムジー

いちいち「シックスティセンティミタァ~」とか無理して発音して、60なのか16なのかわけがわからなくなるより、「シックスハンドレッドエムエム」とシンプルに発音するほうが、よりエレガントです。

mmをエムエムと読むのは技術系の人なら割りと常識かもしれませんが、そうした人でもkgはケイジーと読まずに「キロ」とか「キログラム」と言ってうまく通じない場面を何度か見たことがあります。

ちなみに、kWは「キロワット」、MWは「メガワット」と、だいたいの人が発音します。この場合は単純に「ケイダブリュー」「エムダブリュー」と発音するよりも「キロワット」「メガワット」と発音するほうが、誰にとっても発音しやすいという暗黙の了解によるものと思われます。

【おまけ】よく使われる数字の言い方と省略方法。

例えば「7,500」と英語で言いたい場合、英会話初心者の日本人の多くは、教科書通り以下のように言います。

「セブン・サウザンド・ファイブ・ハンドレッド」

間違いじゃなくても、長すぎです。めんどくさいし、舌を噛みそうです。

アメリカ人だと、

「セブンティファイブ・ハンドレッド」

と言うひとも多いです。

これはつまり「七十五百」(75,00)なのですが、なかなか日本人にはなじみにくく、とっさに出てくるまでは、かなり慣れが必要です(10,000はどうしてもTen Thousandと言わないといけません)。

そこでオススメは、いっそのこと「ハンドレッド」を言わないということです。実は会話の中ではハンドレッドを省略しても大体伝わります。つまり「7,500」は、

「セブンサウザンド・ファイブ」

でOKです。実際、ビジネス/日常会話の中で「7,005」のような半端な数字はめったに使わないので、ハンドレッドなんて省略しても会話は成り立つという寸法です。

 

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