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「ご心配/ご不明な点、懸念事項」をプロっぽく表現する:いい感じのビジネス英語(50)

今回で記念すべき50回目を迎えた本記事シリーズ「いい感じのビジネス英語」ですが、特に何も思い浮かばないので記念しません。一刻も早く、腐れニュー・ノーマルなどという穢れた言説が滅亡して日常が戻り、多くの人がビジネスで世界を飛び回るようになり、ついでに本ブログの広告収入が上がることだけを祈念します。

というわけで今日もビジネス英会話が簡単にそれっぽくなって、できるビジネスマンの演出に一役買うような英語表現をひとつ紹介します。

Area of Concernという表現を応用

Area of concernは、英語版Wikipediaによると「環境上の影響を受けやすい地域や被害を受けた地域を指すために、規制機関が使用する用語」と出てきました。この場合は日本語にすると「懸念領域」になりますかね。

Weblio英和辞典で引くと、例文の中に「関心領域」という意味が出ました。

で、この日本語に直訳するとやや堅苦しい言葉が、実はビジネス英会話ではよく使われます。

実はそんな時のArea of concernの意味合いは、「ご心配な点」「ご不明な点」「気になる点」「協議すべき事項」といったようなものになります。

ぜんぶ仕事中の会話でしょっちゅう使う言葉ですよね。

使われ方は以下のようになります。

Do you have any area of concern you'd like to discuss so far?

(打合せの途中)ここまでで何か詰めておきたいご不明な点はございますか。

 

Another area of concern is lead time.

もう一個心配なんは納期ですわ。

 

Today we discuss three areas of concern in AAA project.

今日はAAAプロジェクトにおける3つの懸念事項について協議します。

どうでしょうか。

上記はもちろん意訳となっていますが、questionsとかworryとかconcerned mattersとかを使うより、area of concernを使った方が、どことなく外資系コンサルティング会社の高給取りっぽい雰囲気が出ていないでしょうか。

気のせいですか。そうですか。

でも色んな意味で使えるので、おすすめです。

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