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いい感じのビジネス英語(34):日本人があまり使わない「面倒くさい」の言い方

シンガポールには「Umisushi」(うみすし)なる寿司・日本食レストラン・チェーンをよく見かけます。

先日あるところで昼ごはんに何を食べるか迷いに迷った挙げ句、丼ものが10ドル以下という値札に惹かれ、炎に魅せられた蛾のようにふらふらと入ってみました。

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とりあえず、大胆にも巻き寿司を模したアヴァンギャルドな椅子に座ることができるのはユニークな体験とは言え、日本人として非常にケツ心地が悪く、シンガポール旅行中に日本食を食べたくなったと言っても入ることはおすすめできません。

スシローはよ来て!(お値段据え置きで! もしくは1.5倍くらいで。元気寿司は日本の倍くらい)

「面倒くさい」「だるい」をこなれた感じの英語で言う

さて、いつものように更新頻度が低いままです。

このシリーズの最初の方の記事を読み直せば、割と軽めの記事が多かったので、ちょっと短めの記事で更新頻度を上げていければと存じます。

というわけで今回は、仕事中によく使う「面倒くさい」という意味に使えて、日本人があまり会話で使わない単語を紹介します。

「そんなんめんどいわ」という時に、たいてい日本人が使う単語は、オンライン辞書で検索したら最初に出てくる「troublesome」ですね。

英会話初級者はほぼ100%、「troublesome」を使います。

決して間違いではありませんし、英語ネイティブのひとも実際に使います。

しかし英会話を簡単によりそれっぽく、うまくなったような気分になるためには、ネイティブのひとがよく使う言葉も取り入れていきたいものです。

そこでオススメがtediousです。

発音は「ティーディアス」という感じ。

辞書でひくと、「面倒くさい」ではなく、「長ったらしくて退屈な、あきあきする、つまらない」といった意味が出てきます。

これをネイティブのひとは本当によく使います。

「面倒くさい」=「しょうもなくてもアホらしいからやってられん」的な意味合いですね。

troublesome」にはそのまま「trouble(問題)」が入っているため、「面倒くさすぎて誰かに問題が発生する」的なニュアンスがあります。もちろん「trouble」にも「手間」という意味がありますが(「a lot of trouble」で「手間がかかる」)。

一方の「tedious」は、問題が発生するというよりも、語源的に、ある作業自体が「うんざりさせられる(tedium)」というニュアンスがあるため、日本語でよく使う「めんどい」「だるい」のような言葉により近いです。

That's tedious!
そんなんだるいわ!

I don't want to do such a tedious work.
そんなめんどい作業やりたないわ。

ほかに、「面倒くさい」を「アホらしくてイライラする」的な意味合いで使いたい場合は「annoying」や「irritating」があります。

しかしこれらはだいぶネガティブな意味合いがあるので、客先との打合せなどで、「それは手間が増えすぎなんで勘弁してください」=「面倒くさい」的な意味合いで使うと、それこそtroubleに発展しかねないので注意が必要です。

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