先週の土曜日の夜、近くのベトナム料理屋で、ひとりいい感じにビール飲み飲み飯食って帰ったら、一時間後に全部リターンしました。原因はほぼ間違いなく生焼けの卵です。東南アジアでは、炒め物とご飯のセットに目玉焼きが付くことが多いです(ガパオみたいなん)。
この目玉焼きが要注意で、東南アジアに旅行中、黄身がやたらと黄色、というかいかにも新鮮でなさそうな白っぽいレモンイエローな半熟の黄身に出会った場合、胃腸に自信のない人は食べるのはやめておいたほうがいいです。火が通っていればほぼ問題なし。
ではなぜ今回私が食べたかと言うと、今まで何もなかったので調子に乗っていたからです。何度も言うように、やはりおっさんは調子に乗ってはいけません。
スーパーで普通に買える卵は、割ると黄身がべちゃっとひしゃげる黄色いものが結構あります。最近は日本食人気の影響もあってか、生でも食べられるシンガポール産でオレンジ色の黄身の卵がローカル・スーパーでも買えるようになりましたが、安い料理屋は間違いなく安い卵を使っていると思います。
英会話でやたらと使える「Come up with」
さて今回は、私が個人的に英語ネイティブの人がやたらと使うのに英会話初心者の日本人がほぼ使わない慣用句として「make sense」と並ぶ二大巨頭と考えている「come up with〜」について紹介します。
Make senseについてはこちらを参照。
辞書を引くと以下のような意味が出てきます。
…に追いつく、…を持って(二階に)上ってくる、を(取り、持ち)出す、を示す、提案する、を見つける
上の辞書の多彩な例文を見ればよくわかるように、口語的なので、会話やメールの文章で使いやすいです。
「何か自分で考えてなんとかして持ってくる」というニュアンスがあるため、広い意味で使えます。「考えつく」や「思いつく」と言う意味にもなります。
ビジネス会話では「提案する」(propose)の、より砕けた会話表現としてよく使われます。
We will come up with the solution to the problem you highlighted by tomorrow.
本日ご指摘いただいた問題への対処法は明日までにご連絡します。
意味は「解決策を提案する」ですけど、そこまで固くならずに、日本語での「なんとかして明日までに連絡します」と言うニュアンスをもたせることのできる表現は、ズバリこの「come up with」と断言します。
他にも「あれどないした?」的な軽い感じでも使えます。
Did you come up with any idea?
なんかアイデア思い付いた?
Are you still going to come up with the reasons why you cannot handle?
できない理由ってまだなんか出すつもりある?
などなど、ビジネス会話では、「提案する」「思い付く」「考え出す」と言うような感じで使えます。とにかく、英語ネイティブの人と話しているとめちゃくちゃ使われるので、これを覚えて自然に使えるようになると、英会話がそれっぽくなること請け合いです。
私は、日本語の構造的に違和感のある「make sense」よりも「come up with」の方が自然に口をついて出てきます。