シンガポールのコロナ新規感染者数は、政府の予想通り増え続けています。とは言え、行動規制を慌てて再強化することはせず、今のところは重症者数/ICU使用者数の様子見と言ったところでしょうか。シンガポール入国時の隔離をしなくてよいVTL(Vaccinated Travel Lane)の対象国を近々増やすそうなので、新規感染者数が激減した日本が対象国に含まれることに期待しています。ていうか、はよインド人の入国許可してくれ。。。
さて、最近この『いい感じのビジネス英語』シリーズの記事が毎回似たような文章になっており、書くのも疲れてきたため、ちょっと軽い適当な記事を上げて様子見をしてみることにしました。なんだかんだでやはり、更新をしなかったらアクセス数が減ってしまうので。
会議でよく使う「問題点/未解決項目」
問題点といえば「problem」ですが、いつぞやの記事で英語ネイティブの人は「problem」よりも「issue」と言う単語をよく使うと書いた記憶があります。
私がアメリカに留学したての頃は、やたらとディスカッションのある大学の授業で、先生やら生徒が「イシュー、イシュー」言いまくるのが聞こえ、こちらは英語をまともに聞き取れず、授業について行く苦労とアホみたいに多い宿題のために精神が捻くれて茶色に変色、大したこと言ってないくせに「issue」ばかりアホのように議論するアメリカ人を見ながら、「しょうもないことを議論めかしてペラペラ喋りやがって、こっちも英語さえペラペラなら、授業もテストもこんな腐れディスカッションも余裕なんじゃボケ」みたいに心の中で小馬鹿にするような、愚劣なコンプレックスが形成された記憶があります。
ちょっと何言ってるかわからんかもしれませんが、要は「issue」と言う単語を聞くだけでなぜかムカついていたという殺伐とした留学時代の記憶です。
ちなみにアメリカの大学の授業の成績は、10%から、ひどいのだと30%が「participation」(授業への参加の度合い=発言が多い)で決められるという感じでした。
そんなコンプレックスは、完全におっさんと化して魑魅魍魎の蠢く南洋で働く今、雲散霧消、「issue」と発言しない会議はないかもしれないくらい使っています。
と言うわけで、相変わらずどうでもいいことを書いてしまいましたが、会議でよく使う「問題点」、というか「まだ解決していない問題」といいたいときに便利でよく使われる表現だけ紹介しておきます。
それは、
unsolved problems
ではありません。
outstanding issues
これです。
めちゃくちゃ使われますので、英会話初心者の方は必ず覚えておくと良いです。
outstanding items
でも良いです。
「outstanding」には「卓越した」「傑出した」と言う意味があるので、誰かがこれを言うのを聞いて何か良いものを連想しないよう注意。
「未解決の」「未払いの」と言う意味もあります。
Can you do a reporting of outstanding items to our team here?
【直訳】ここにいるチームに未解決項目の報告をしてもらえますか。
【意訳】残ってる問題から今参加してるメンバーにレポートお願いします。
他にも
Outstanding action items(残りのやること)
なんかもよく使われます。
今日は以上です。
なお、「懸念事項」については以下の記事で紹介しています。アクセス数の極めて少ない記事ですが、何気にどんな英会話学習的WEBサイトでも見ないような内容で、かつ、WEB会議などでさらっと使えれば非常にいい感じなので、我ながら気に入っている記事です。併せてご参照ください。