以前本ブログにて、シンガポールで数少ない(唯一?)マイナー映画を上映する映画館『The Projector』を紹介しました。
この映画館は、エアコンの調節ができないため長袖必須くらい寒すぎるのが問題ですが、サブカル/アートっぽい雰囲気が好きで(本当は好きじゃないけどここに来ると若くなった気もするので)、ひとりでよく映画を観に行っています。
そしてこのほど、在シンガポール ロシア大使館のサポートを受け、旧ソ連の映画監督アンドレイ・タルコフスキー(1932-1986)の70年代傑作3作品が、2019年4月~5月にかけて上映されることが告知されました。
上映作品と日程は以下の通りです。
惑星ソラリス(1972年作品/166分)
4月5日(金)19:30
5月11日(土)19:00鏡(1975年作品/106分)
4月13日(土)20:00
5月3日(金)20:00ストーカー(1979年作品/161分)
4月21日(日)19:30
5月19日(日)19:30
それぞれ2回のみの限定上映です。
観に来るのは仕事しているおっさん連中が多いだろうと見越しての、ナイスな日程となっております。日曜の夜に3時間近いストーカーを観るのはきついですが、5月20日(月)は、シンガポールはVesak Dayの振替休日です!
一応私は20年くらい前、酔っ払いながらビデオ(VHS)で、上記3作品は観たことありますが、スローで退屈で眠たくなるが美しい映像だけでなんかええもん観たくらいしか記憶していません。
40歳を越えた今、映画館の大スクリーンで観たら、当時とはちょっとは違う感慨を持てるかもしれず、非常に楽しみです(当時より感受性がさらに衰えて途中で寝る可能性あり)。
The Projectorには、こういった過去の名作をこれからもどんどん上映していってほしいものです。
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