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『ランペイジ 巨獣大乱闘』観てきた

ランペイジ 巨獣大乱闘(吹替版)

日本はゴールデン・ウィークの真っ只中ですが、本日、5月1日だけは、シンガポールもLabour Day(メーデー)の祝日です。

というわけで、映画でも観たろかいなと繰り出したところが、とくに観たいものがなく、時間の都合が良かった『Rampage(邦題:ランペイジ 巨獣大乱闘)』を全く予備知識なしで観てきました。

なお、この映画、すべての展開が観てる途中で完全に予測できるので、ネタバレもクソもないのでご安心ください。

いやー、しょうもなかった(褒め言葉)。

巨大化したゴリラとオオカミとワニがシカゴの街で暴れるだけの映画。パニック映画によくある、「子供」や「犬猫」もしくは「アメリカ大統領」による、無闇にお涙頂戴な展開が一切なく、意外な展開もなく、登場人物の内面の掘り下げもなく、ひたすらラッキー続きの派手なアクションシーンが連発するだけの潔さ。

悪役の二人もどこまでもコミカルで感情移入の余地ゼロ。それでもいわゆるB級パニック映画というわけでもなく、金はかけられているためCGは迫力がありました。

ゴリラが感動担当かと思ったらそうでもなく、最後は下ネタで観客の笑いを誘っていました。

異形化した巨大ワニはなかなか迫力があり、最初に登場するシーンでは、驚く主人公に「ゴジラかよ」と言わせてほしかった。私が心の中で「ゴジラやん」とつぶやいたら、後ろの席に座っていたシンガポール人の女の子が「Godzilla...」と声に出していました。

オオカミは見た目でかい犬なだけで地味なせいか、特殊技能が2つも与えられていました。怪獣アクション的にはかっこよかったと思います。ワニは噛むだけ。

日本では5月18日に公開とのこと。

観てもなにも得しないですが、頭を空っぽにして観るには最適の映画でした。

ランペイジ 巨獣大乱闘(字幕版)
 
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