先日、シンガポールの都市封鎖(Circuit Breaker)の段階的解除の最終フェーズ3の大まかな内容が発表されました。が、結局フェーズ2の人数制限緩和程度。確実な治療法もしくは効果的かつ安全なワクチンが世界に行き渡るまで、フェーズ3を維持するようです。
出入国規制の緩和については、別途検討されています。痛そうなPCRテストではなく、よだれテストが導入され、陰性の場合の2週間待機義務がなくなれば、だいぶ違うんですけどね。シンガポール=香港間では似たようなものが始まりました(PCR検査必要だが陰性なら待機なし)。日本の現在の感染状況では、シンガポール(すでに0〜2人/日程度)がこれを日本と合意することはなさそうです・・・。年末帰りたいのに。
仕事中に使う「推測」「予想」「憶測」に最適な単語
さて、頻繁な更新を目指して今日も短めに。
仕事中はいろんなことを推測、予期します。推測というとついイージーに「guess」を使ってしまいがちですが、ここでは次の単語をお勧めします。
speculate
(確実な根拠なしに)推測する、思惑する
guessよりもこっちの方が、サウンズ・プロフェッショナルです。
大体人間というものは、根拠があっての考えと思いつつ、実は何事も自分の都合の良いように考えてしまう生き物です。
よって、仕事中に何事かを推測している時は、speculateしています。
手抜きですが、あんまり日本人がこの単語を使っているのを聞かない気がしたので紹介してみました。
ちなみに、名詞の「speculation」(憶測)は、よく以下のように使われます。
That is your speculation only!
それただのお前の思い込みやって!
似たような単語でよく使われるものに「interpretation」(解釈、説明、理解)があります。これも、
That is your own interpretation!
それはただのあんたの思い込みや!
悲しいことに、紛糾する打ち合わせ中は、やたらとこんな表現を聞いたり、実際に言っている気がします。
"That is your guess only"は似ているようですが違和感があります。guessは当てずっぽうに推測しているだけでまとまり感がないですが、speculationは明確な根拠なく推測したまとまった考えを開陳しているというニュアンスがあります(多分)。
「当ててみて」という場合はguessであって、speculateではありません。
guessは中学英単語なので使ってしまいがちです。
よって、つい以下のように口走ってしまわないよう注意が必要です。
That is your guess!
つまり、あなたはゲス野郎です。