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Yeossalでオーダーしたシャツが完成したが、結論としてはシャツはオーダーに限る

シンガポールにおける新型コロナウィルスの感染者数は最近、ほぼ0〜2人/日になってきました。にも関わらずいまだに「どこに行くにもトレース・トゥゲザーしようぜ」と政府に言われ従順に従う毎日であります。期待していた都市封鎖段階的解除フェーズ 3も結局、集会人数制限が少し緩和される程度で「思ってたんと違う」状態であり、おとなしく本読みして過ごす週末がまだまだ続きそうです。

最近、映画館ではTraceTogether AppによるSafeEntryが義務化されたため、インストールしてみましたが、このQRコードリーダーの読み取り速度がすごい、気持ちいい。

なんて思ってたら昨日、12月〜1月にかけて、いくつかのナイトスポット(バー、クラブ、カラオケ)が試験的に再開するというニュース記事がありました。読んでみたらこんな記載あり。

Customers wear masks at all times, except while eating and drinking, even on the dance floor or while singing

Alcohol is not sold, served or consumed after 10.30pm

Closed-circuit television cameras are deployed to cover all areas and rooms. Recordings must be stored for at least 28 days for enforcement agencies to review that they have complied with all safe management rules

For karaoke lounges and nightclubs, customers must test negative for Covid-19 within 24-hours before the end of their visit

Some nightspots to reopen in Dec with strict safety rules; aid package launched for firms exiting industry

日本政府とはジャンルの異なる、なかなかのギャグセンス。あーあ、こうなったらPS5でも買って現実逃避したろか、と思ったら余裕で買えないし、まだまだ面倒くさい本読みをするか、ひとりDJをして余暇を過ごす日々が続きそうです。

シャツはオーダーに限る、その理由

さて、先日シンガポールの仕立て屋さん「Yeossal」にて、シャツとフランネルトラウザーをオーダーした記事を書きました。

このほどシャツができたとSMSで連絡あり、受け取りに行ってきました。実際は先週できていたので、納期は2週間でした(トラウザーは生地の到着が遅れたせいでまだ未完成)。

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シャツの出来栄えは、首回りから胴回り、肩幅、袖の長さまで全てぴったんこで、満足のいくものでした。

体にぴったりの(とは言ってももちろんピチピチのスリムフィットではない)オーダーシャツを着た姿を鏡に写すと、ナルシストではなくとも、まじで「うわ! このおっさん顔は下品やけど、シャツはなんかかっこええやん」と独りごちてしまうほど、明らかに既製シャツとは異なる雰囲気が出ます。雰囲気は大事。

既製シャツは、体の一部に合わせると大抵の場合、どこか他の部分で出てくるちょっとした不満を妥協するものですが、オーダーがちゃんとできると、もちろんそんなことなし。

しかし、シャツはオーダーすべきと思う理由は、最適なサイズ感を得られる事だけでなく、襟の形を自分で決められるというところにもあります。

最近の既製シャツの襟の形は、クールビズの影響もあってか、カッタウェイでなくともやけに広がっていたり、襟先も短いものが多いです。しかし個人的に最も嫌なのは、あのカッチンコッチンの襟です。

カチンコチンの方が、ディスプレイしたときの見栄えが良いからか知りませんが、あのかちんこちんの襟は着ていて普通にしんどいし、スーツ姿が本当は似合わない平均的日本人体型の人にとっては、シャツの襟が小さいとさらに貧相に見えます(欧米人のようにがっしりした体型でない人にとってジャケットのラペルが細いとあかんのと同様だと思います)。

と思ったら最近は金属製のカラーステイなんかも売ってるそうで、そこまでかちんこチンにしたいのは、マスキュリン礼賛文化に傾倒しすぎであって、エレガンスのかけらもないと個人的には思ってしまいます。

なんでもパキッとしたらいいもんではなく、おっさんには大人の余裕感が必要です。腹が出てきたおっさんの服のサイズは、極端なスリムフィットでもなく、オーバーサイズでもなく、体にピタッと合った感じにしつつも、どこかにゆるりとした雰囲気を出した方が多分モテます。

今回はカラーステイを入れる穴もなしで頼んだので、全体の形は体にフィットしつつも、ペロンとした実にエレガントな襟のシャツを入手することがでけました。

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この柔らかい感じの襟が好きです。

というわけで、シンガポールに来てからというもの、年々増え続けた体重がようやくひと段落ついた感じがするので(腹ばっかり出てきた)同じシャツをあと数枚注文したろかいなと思うくらいには気に入りました。シャツはやはりオーダーに限る。

なお、今日オーナーらしいおっちゃんに聞いたら、世界中から注文を受けて忙しいそうです。たまに日本からの注文もあるとのことでした。日本から注文するメリットがあるかというと流石にアレですが、シンガポールにお住まいの人には普通にお勧めできます。

お店の場所などについては、上で引用した記事をご参照ください。

 

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