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【決定版】海外出張持ち物リスト|これだけ持っていけば間違いなし!【解説付き】

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最近の海外出張での実情・経験を考慮して、さらに持ち物リストを更新しました。

コンセプトはこれまでと同じく、

これだけ身に着けて、カバンに入れて、スーツケースに放り込んでおけばまず間違いなく、あとは仕事に関する資料の準備だけに集中すれば良いリスト

となっていますが、大きな変更点は、結局スーツが必要な場合は、着て行った方がよいということで、私服類を必要に応じて追加するリストとしたことです。大抵のものは現地調達できるのですが、ビジネス出張ではそもそも買い物に行く時間がないことが多く、万が一、スーツケースが飛行機から出て来なかった場合、外国でサイズが合うスーツやワイシャツをすぐに見つけるのは非常に困難です。やはりスーツは着て行ったほうが無難です(スーツケースに入れると、かさばるしシワもいきやすい)。

というわけで、我ながら「かゆいところに手が届く」リストができたと思います。但し、あくまで出張期間は数日から長くても2週間程度を想定しています。

 

海外出張持ち物リスト

下のリストはJPG画像です。右クリックで画像を保存してからプリントするなど、個人利用の範囲でご自由にお使いください。

海外出張持ち物リスト(マテリアライズド)以下に解説(注意点)を加えます。

飛行機のEチケットについて

空港での搭乗手続きの際は、Eチケットを提示しなくても、行き先を告げてパスポートを出すだけで通常はOKなのですが、国によっては、帰りの航空券の予約を確認させろと言われたり、以前の記事で書いたようにインドでは空港に入るためにEチケットを見せる必要があるなどする為、最低1枚はプリントしてカバンに入れ、PDFをスマートフォンにダウンロードしておいた方がよいです。

 

パスポートとビザについて

パスポートの有効期限が6ヶ月以上ないと入国できない国は結構ありますし、ビザが必要な国もあります。これは必ず事前にチェックしましょう。旅行代理店に航空券手配を頼む場合はたいてい教えてくれますが、個人旅行など、チケットを自分で買う場合は注意。

【参考】ビザ免除国・地域(短期滞在) | 外務省

また、就労ビザ等を持たない場合、パスポートは外国での唯一の身分証になります。仕事の打合せでどこかの会社に訪問した際、ビル1階のセキュリティなどでパスポートの提示を求められることも多々ありますので、いつも携帯しておく、もしくは最低限コピーを持ち歩いておいた方が良いです。

なお、インドネシアでは、外国人はパスポート原本の常時携帯が義務付けられていますのでご注意下さい(2017年4月、シンガポール人らがクラブで拘束される事案発生)。

インターネット接続について

最近は途上国であっても、ほとんどのホテルには無料のWiFi環境があります。ホテルでネットに繋がるだけでは不充分という場合は、現地の空港に着いたときに、空港出口付近でWiFiルーターをレンタルするか、SIMフリー端末を持っている場合はSIMカードを買った方が安いです(出張の多い方は、安いSIMフリー端末を買ってしまった方がなにかと便利です)。

ちなみにシンガポールの場合、チャンギ空港の出口付近でSIMカードを売っていますが、どこの会社も50ドルくらいする高いカードしか売っていないような見せ方をしています。数日の滞在であれば、15ドルのカードで普通は十分ですので(なぜならホテルにWiFiはあるので)、店員さんに「一番安いのを見せて」と言えば出してくれます。

海外で買うのが不安な場合は日本でも申し込める

なお、慣れない海外の空港に着いてから買うのが不安だったり、時間がない場合は、以下のようなところで事前に申し込んでおいて、自宅や出発空港で、Wi-Fi ルーターなどを受け取れるようにしておくと、安心・確実です。

履歴書

履歴書(CV)はほとんど必要ないので、上記リストの内でもっとも優先順位の低いものではありますが、インドの国際会議に出席しようとした際、パスポートなどの身分証明に加えて提出を求められたことが一度だけあったので、もし英文CVを持っている方はPDFをPCなどに入れておくと慌てなくて済みます。

ファスナー付きの袋

海外出張中は、タクシーなどの細かい領収書がたまりがちです。財布に入れておくとあとでわけがわからなくなりますので、領収書はこうした袋にまとめて入れておき、一日の終わりに何の領収書かメモしておくと、後日精算する際に便利です。そのためにも、以下のようなメッシュタイプのものだとなにかと捗るでしょう。

電源プラグ返還アダプタ

出張中に充電するものと言えば、携帯やPCくらいしかない為、変圧器は不要です。但しこのプラグ返還アダプタは国よっては必須。いちいち形状調べるのも面倒くさいので以下のような万国式のものを一つ買って、常にかばんに入れておくと良いです。USB端子がついているものは、ひとつで携帯等を複数充電できるので便利です。

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小型LED懐中電灯/ゴム輪/養生テープ

なんでこんなものが必要かと思われる向きがあるかもしれませんが、途上国で安いホテルに泊まる必要に迫られた場合、急に停電したり、なにかと色々壊れていることが多く、これらライトと固定できるものがあれば様々な難局を乗り切れます。

なお、難局乗り切り用として、十徳ナイフを手荷物で持っていくことはやめましょう。空港で没収されます(されないこともありますがインドではほぼ確実に没収です)。

 

化粧水/リップクリーム

「なにを男のくせに」と思われるかもしれませんが、乾燥している国をなめたらあきません。日本のような湿度の高い国に慣れていると、アメリカでさえ難儀します。仕事をせないかんのに唇がかさかさに乾いていたりすると、集中力が落ちて効率が下がります。東南アジア等の高温多湿の国では必要ありません。

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耳かき

持っていくのを忘れたら、ホテルで地味に結構後悔します。

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海外どこでもドライヤー

大抵のホテルには備え付けられているか、フロントに言えば貸してくれますが、天然パーマの人は、頭を洗ったあとすぐにドライヤーで乾かさないと大変なことになります。フロントにさえドライヤーがないというホテルに数回あたったことがありますので、天然パーマの人は必ず、2種類の電圧に対応したものを持って行きましょう。下記は私も使っているもの。安くて風量も十分でおすすめです。

TESCOM ヘアードライヤー ブラック BI12-K

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洗剤/洗濯物干し器具

もっていく下着・衣類の枚数にもよりますが、出張期間が1週間を超えてくると、洗濯が必要になってきます。ホテルのクリーニングサービスに出すのもよいですが、割高です。

とくにシンガポールのホテルのクリーニング料金はTシャツ1枚10ドル(800円)とかめちゃくちゃです。下着程度なら以下のようなものを持参して、バスルームで洗濯したほうがよいです。

YOUTIME 洗濯セット

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ドリップタイプのコーヒー

コーヒー好きの人は必須です。ホテルの部屋にある無料のコーヒーは、超高級ホテルでもない限り、インスタントです。インスタントコーヒーが嫌いなひとは持っていきましょう。忘れたらホテルの部屋でショックが大きいです。

なお、すでに日本ではおなじみの以下のようなドリップタイプのコーヒー、実は海外で使っていると非常に珍しがられます。現地の人にちょっとしたおみやげとして持っていくと喜ばれるかもしれません。

財布について

途上国への出張の場合、長財布はすられる可能性が高いので避けたほうが無難です。とくに私服に着替えて晩御飯を食べに行く場合、ズボンのポケットに入れた長財布が突き出ていると非常に危険です。また、外国の小銭は使い慣れない為にたまりがちになるので、財布がかさばらないよう、折りたたみ式の札入れと小銭入れを分けて持つと便利です。

クレジットカードについて

海外出張にクレジットカードは必須です。ただ、払う場所によって使えないカードがあったり、ホテルやレストランでカード決済端末のひとつが壊れていたりするのは(日本以外では)日常茶飯事なので、最低2種類は持っていった方がよいです。

個人的におすすめの組み合わせは、VISA & American Express。なぜなら、VISAは大抵どこでも使え、また、VISAとMasterは同じ読取端末を使うことがありますが、Amexは専用端末が多いことから、どちらかの端末が壊れていても大丈夫だからです(VISA/Master用の端末が動かず、Amexで支払った経験あり)。

しかしながら、シンガポールでもMasterと、Amex、Diners、JCBしか使えない=VISAが使えないタクシーがあったりするので、ベストは、Visa、Master、Amexの3枚持ちです。JCBは途上国では使えないことが多いため、JCB一枚で海外出張はとても危険です。Diners Clubは持っていないのでよくわかりません。

【参考】クレジットカードの空港ラウンジ特典について

クレジットカードの特典としてよくある「空港ラウンジ」ですが、これにはいろんな仕掛けがあるのでご注意ください。

まず、空港のラウンジにはファーストもしくはビジネスクラス客用以外にもグレードがあって、航空会社提供のラウンジと、そうでないものはサービスが全然違います。

年会費の安いカードに「空港ラウンジ」サービスが付いている場合、それは、国内主要空港やハワイ・ホノルルなど一部の空港にあるラウンジのみが使えますが、それらは航空会社系のラウンジではないです。そのようなラウンジのひとつ、関西空港の「六甲」は、コーヒー等は無料で飲めますがアルコールも食べ物もありません。かつ、夜になったら閉まっていて深夜便に乗るときは使えません。

年会費の高いカードの場合、世界中の何百というラウンジが使えると謳っていても、これは実はカード発行後に、Priority Passというまた別の会員カードの申込みが必要です。そしてこのPriority Passにもまたグレードがあって、カード会社は年会費の安いPriority Passを負担する場合がほとんど。よって、年会費の高いクレジットカードを作っても、Priority Passのグレードが低い場合、ビールや食べ物豊富なラウンジの無料利用は、年2回までとか、使えても35ドル/回とかになります。(多分)ゴールドカードのほぼすべては、このタイプのPriority Passしかついてきません。

ところが、私の知る限り、楽天プレミアムカードだけは、会費10,000円程度で、アルコール/食べ物のあるナイスなラウンジが無料で何回でも使える、ちょっとハイグレードなPriority Passをもらえるそうです。

これは確かに普段ビジネスクラスに乗れない人には破格にお得感があります。しかし、私はアマゾンゴールドは持っていますが、楽天プレミアムは持っていません。先日など、シンガポールの空港で、同カードを持つ新卒二年目くらいの若い子に、「んじゃ僕ラウンジ行ってきますんで」と言っておいていかれ、私はその辺のベンチで自分で買ったドーナツをかじりながら泣いたこともあります。「このカードめっちゃいいですよ、なんで作らないんですか?」と言われても私は作りませんが。

 

私服用のベルトと靴/サンダル

暑い国の場合、仕事が終わって夜の街に繰り出すときはスーツを脱いでラフな格好になりたいものです。そんなわけで私服を持っていったは良いものの、スーツ用のベルトや革靴しかないなんてことにならないよう、ラフな服を持っていくときはベルトとスニーカーやサンダルも忘れないようにしましょう。私は何度か忘れたことがある為、リストに追加しました。

[ビルケンシュトック] サンダル アリゾナ ビルコフロー ブラック EU 42(27cm)

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スーツケースはバーマスが絶対におすすめ!

ちなみにスーツケースは、コストパフォーマンスの高いバーマス(BERMAS)がおすすめです。低価格帯のスーツケースとは明らかに異なる快適なキャスターは、絶対に後悔しませんし、金具や内装のディテールも機能的で違いが感じられるものでありながら、価格はリモワやゼロ・ハリバートンよりもだいぶ安いのが魅力的です。

リモワの空港でのかぶり率の高さや、ステッカーを貼ったアルミケースの旅慣れた感の演出が嫌だけど、長く使えるしっかりしたスーツケースが欲しいという方にとくにおすすめです。

スーツケースはソフトタイプが良いという人は、ちょっとマイナーながら、同じくドイツ・ブランドのストラティックが軽くて良いです。

ホテル予約は予約サイト、もしくはホテルに直接

海外ホテルの予約は、予約サイトのExpediaが便利です。

海外のホテルにおいても、だいたいホテルの公式ウェブサイトから予約するのが最も安い場合が多いのですが、英語ページしかなかったりしますし、予約確定のためにクレジットカードの番号を送らないといけない場合がほとんどです。

そういったことが心配な場合は、予約サイトで会員登録しておけばそういう心配は少なくなりますし、Expediaだと日本語が使えます。

予約確認票は、日本語と英語併記になっているので、プリントアウトしてもっていけば問題ありません。

一回登録すれば本当に気軽に予約できるので私も利用しております。

【御参考】初中級者向けビジネス英語講座記事を書いています。

本ブログでは、初・中級者向けのビジネス英語記事も書いています。あんまり参考書等には載っていないようなネタで書くように心がけていますので、よろしければ御覧ください。

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